君らしく僕らしく

10年モノじゃにおた。今はやりの理系おたく@may__81

蜘蛛女のキスを観てきた


昨日、蜘蛛女のキス観てきた。

観てきたけど、一言二言では感想を言い表せないくらい難しくて、でもそれについて考えたくなるくらい深いお話でした。以降は好きなシーンをつらつらと書き残していくので、ネタバレ回避したい人は自己判断でおねがいしやす。





















内容的な部分はまだ私の中で消化しきれてないので、あれだけど。

感情が高まるあまり、ヴァレンティンが物に当たるシーンで、すごい驚いたし、安直な感想だけどすごく痛みまで伝わるようで、1人でううってなってた。舞台を初めて観劇してそのシーンはとても印象的で、ドラマとかではそこまで演者への負担の高そうな演技をしてるイメージがなかったので改めて舞台というものを感じた気がする。


それよりも、特徴的というかアイドルとして衝撃的なシーンがあるから、そこばかりが持て囃されてるのがすごく残念だな、と思ったけど、実際に観たらヴァレンティンとモリーナのベッドシーンは本当に哀しくて切なくて息を呑むのも忘れるくらい。もし本当に観劇された人でそのシーンを面白おかしく取り上げてるなら、どうしてそうすることができるのだろうか、と思うくらい印象的でとても苦しいシーンだった。


そういう重たいシーンとは反面、ヴァレンティンとモリーナが討論するシーンでモリーナの意見にヴァレンティンが折れてしまった時、悔しくて必死に言い返して、それにモリーナが納得した時のヴァレンティンの喜び方がとても可愛くて。それはそれは可愛くて。モリーナがおちゃらけてみせるシーンはたくさんあったけど、ヴァレンティンのそういうシーンも観られてよかった。



あんなに痩せた細い身体で全身でヴァレンティンを演じてて、壊れるんじゃないかってほどの熱量を発してたけど、最後に大倉くんといっけいさんが出てきた時に客席に手を振って大倉くんが、私たちがよく目にする大倉くんですごく安心した。役にのまれてのまれそうな役どころで、でも逆に観客がまだ舞台のなかから抜け出せていない時にすでに大倉忠義に戻ってて、改めて大変なお仕事だな、とおもいました。


病気の母親よりも自分の幸せを選びたいって言ってたモリーナが、最後ヴァレンティンのために自分を犠牲にして亡くなるところが切なくて。2人の奥底にある感情がすごい滲み出てて素敵だったとおもいます。


千穐楽まであと1週間か〜、

舞台を観てて時代背景とか、政治犯として囚われることについてとか、もうちょっと背景知識が私にあったらなーって思ったので、2人のバレンティンモリーナを思い描きながら原作も読んでみようとおもう。